Ableton LiveからElektron DigitaktのPTN(パターン)を変更するMIDIプログラムチェンジを送信する

MaschineのシーンdigitoneのPTNを同時に切り替える方法を書き残しておく
Ableton LiveとDigitakt両方の設定と理解が必要

MaschineのsceneをMIDIチェンジで操作する

Native Instruments Maschineの方はメニューからEdit > Midi Change...
Sceneのチェックをして
MIDIノートでC-2 から順番にScene1C#-2だとScene2に切り替わるようになってるのでとても簡単
(Liveの中にプラグインとしてMaschine softwareを呼び出している状態で)


Ableton LiveからElektronの機材(今回はDigitakt)のPTNを変える

先ずはLiveの環境設定のLINK / MIDIMidi PortsOutputDigitakt(elektron midi)のトラックの部分が[オン]になってることを確認する


次にOverbridgeではなくてLiveに標準で搭載されてる(注:Live Standard&Suiteバージョンのみ)
External Instrumentを使ってPgm Changeを送信する
ちなみにpgm 1を送信でElektron DigitaktだとPTN[A01]
pgm5 = [A05]
pgm17 = [B01]
pgm18 = [B02]
pgm37 = [C05]  ((16x2)+5=37なのでpgm37)
Overbridgeが有効でも大丈夫でした

Ext.InstrumentのCh.1にPGM CHを送信する

Pgm5になっているとDigitakt側はPTN A05に切り替わる

Ch.2にMIDIノートを送信すると2[SNARE]に入ってる音源を鳴らせる

それと既知の情報ではあると思うけどExternal InstrumentCh2にして送信すれば
Digitaktの場合は2[SNARE]に入れてある音源を鳴らす事もできた

Digitakt側の設定画面

また重要かもしれないのがDigitakt側の設定
Setting > MIDI > SYNC > [PROG CH RECEIVE]をチェック(YESボタン)
もう1個CHANNELSの[PROG CHG IN CH]を確認
AUTOで1になって入ればCh.1でpgmを送信してPTNを変更するという設定になっているはず
*16Chに設定してMIDIノートを送信するchとは分けた方がいいみたい

写真のボタン左から2番目がSettingボタン
MIDI CONFIGに入る
SYNCでYESボタンを押す
PROG CH RECEIVEをチェック(YESボタン)

CHANNELSメニューに入る

PROG CHG IN CHを16に
PGM CH専用トラックを作ってCh.16にしておく


MaschineとDigitaktを同時に切り替えたいなら
Liveの同じシーン(Liveのセッションビューの右端の再生ボタンが入ってるとこ)
に両方のシーンとパターンを変えるクリップを入れておいて同時に演奏するようにしておけば良い
分かりやすいラベルを貼って管理する
MaschineはMIDIノートだけでシーンチェンジ
DigitaktはPgm chを設定してクリップを作っておく

参考
ステップ4:MIDIをLiveからハードウェアへ送信しながら音声をモニタリングする

Overbridge経由でAbleton liveからDigitaktの音を個別に出力(録音)したい場合

Overbridgeとは別にオーディオトラックを用意する
トラックの[Audio From][Digitakt]にして
その下のメニュースロットから[Track 1 L/Digitakt]を選択してMonitor[ In ]
次にそのトラックを複製して次は[Track 2 L/Digitakt]と選択
これを8までやれば個別に録音したりエフェクトをかけたりできるようになる
Overbridgeが起動しているMIDIトラックの出力はミュートしておくように
この状態になる

Ableton Liveから8ch分のMIDIノートを送って音を出す

Overbridgeと併用前提で書きます
トラック1にOverbridge, トラック2-9にOverbridgeを受けるオーディオトラックを設定した後
トラック10-17までの8トラックにExt. Instrumentを入れて
それぞれ
MIDI to
[Digitakt (Elektron MIDI)]
[Ch.1]から[Ch.8]まで設定する
あとは通常のMidiクリップを作って再生すれば良い
*ただ自分の環境だとLive側C-1のMidiノートがDigitakt側でC-3で再生される
*追記 この場合Ext.Intrument pgm chは16とかにしておいた方が正常に動きやすいようです
Digitakt側もSetting > MIDI config > Channels > [PROG CHG IN CH 16]に設定
Ext.InstrumentのMIDI Toを設定する2列目はCh.1-8まで8トラック作る

Overbridgeと併用だとこんな感じの長い画面になるのでグループにしてまとめると管理が楽

Ext.Instrumentのみで音を出す場合(Overbridgeを使わない)

この場合は2パターンあり

  1. Digitaktの通常のLeft/Right出力から音声を取り出すか
  2. Ext.InstrumentのAudio Fromで受けるかと言う事になると思う

1は通常の使用なので割愛
2は画面の写真を貼っておく
Live側の設定でAudioの入力デバイスでDigitakt(Core audio)を選択し
入力設定のモノ入力を有効にする
オーディオ入力デバイスの設定をする
Ext.InstrumentのAudio FromでCh.1のトラックにはAudio From [ 3 ]を選ぶ
Ch.2=Audio From [ 4 ]
Ch.1トラックはAudio from3で受ける


Audio From1/2は全体の出力なので全部の音が入る事になる
ちなみにこれだとElektronの機材が複数ある場合はできないか、Digitaktの物理Inputを使う事になると思われる

物理Outputを使う場合はPresonusのSTUDIOLIVE AR8 USBみたいな
チャンネルごとの音声を別々にDAWに録音できる物をおすすめする
音もなかなかクリアなので

過不足や誤解があればコメントください。



参考
Change pattern from ableton (A4 & AR)

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